3月18日、19日の一泊二日で京都北山の廃村八丁へ行きました。
もっとも目指したけど、雪が多くて途中で断念。
3年前から大学のワンゲル部の監督をしていますので、現役学生の引率です。
本来、冬期は活動しないのですが、今回は天候も恵まれたので雪上訓練を兼ねて
行ってきました。
菅原バス停付近に駐車して、林道入ってすぐにラッセル必要なぐらいの残雪。
スノーシュー持参してなかったので、先頭は大変です。10分交代で全員でラッセル。
ダンノ峠まで夏道なら1時間なんですが、積雪でルート不明なため、地形図見ながら
稜線を歩きます。
15時入山したので2時間経過の17時で初日の行動は停止。
途中の稜線上の樹林帯の中でキャンプ設営。
翌朝は7時出発で2時間かかってようやくダンノ峠着。
キャンプ地から上方はいわゆる春の残雪でなく新雪でした。深いところは1m以上
あり先を歩く者の踏み跡を外すと胸まで埋もれます。
廃村八丁へは峠を下ってさらに谷沿いを進むのですが、
今回はスノーシューや輪かんじき等の装備をしていないので、ここで断念。
来た道を2時間かけて引き返して下山しました。
一年生には初めての雪上歩行訓練となり、よい体験ができました。
本来は昨年夏で監督の任期も終了だったのですが、今回まで延長して参加しました。
学生と一緒に登山するのは体力的になかなか辛いのですが、得るものも大きいです。